"ヒモ"とは違うの?

そんなに男性を養いたいのなら

男性を養いたいと考えること事態がそもそも発想として女性が持つ事は少ないかもしれません、仕事で成功していれば有り得る話かもしれませんが、そうでない人はそもそもまず自分が明日生きるためにやるべきことをする、というのが先だ。ペットにするというのは韓国でも問題になったが、倫理的に人権を侵害した著しい悪虐だなどとも人権団体から抗議が出たほどですから、あまり関心はしないでしょう。

ただもし女性が男性を養いたい、自分が育ててあげたいと考えるとしたらこちらも世間一般的に考えたらあまり賛同は出来ない人もいるでしょうが、『ヒモ』ではダメなのかと思ってしまいます。この言い方よりは『ジゴロ』といった方が良いかもしれません。これだと意味合いが違いすぎると反論が出てきそうですが、女性が男性を養うという構図はきみはペットという作品においても、展開的に十分考えられるはずだ。

今の世の中でもヒモ男性を抱えている、なんて人は結構いるのかもしれません。懐事情に余裕があって、男性に貢ぐことで自分自身を満たそうとしている人がいたとしても不思議ではない。ただペットとヒモとなったら大分意味合いが異なるのも事実。言ってしまうと、ペットにするよりも悪い方へと転じる恐れがある。

ヒモ男とは何か

きみはペットにて登場するモモこと合田武志は金無し宿無しでそのまま飼われることになりますが、ペットと認識するよりはヒモだろうと内心思った読者も多いはずだ。また酔狂なテーマにしたなと思った人も少なくないでしょうが、少女漫画でヒモ男が取り上げられるケースは実は珍しくないかもしれません。この作品よりも前に刊行されたもので有名なヒモ男という代名詞が強かったのが、こどものおもちゃの主人公である紗南が相模玲を養っていたことでしょう。ただこちらは澄麗がキャリアウーマンに対して、小学6年生タレントという顎が外れるくらいの驚愕内容だったりする。当時アニメを見ていた筆者はその意味がわからなかったが、今ではそれが物凄いことだと改めて理解できる。もちろん現実のケースでそれが可能かと言われたら、小学生が1人の男を養うなどあまりに非現実的すぎる。

そんなとんでも設定が用いられることもあるヒモ男についてですが、正直定義がよくわからなかったりする。なので色々調べてみて、ヒモ男とはどういうものなのかを考えてみよう。

ヒモ男との定義

調べてみて総合的に見てみると共通しているのは、『女性が思わず養いたくなる男性』というのが一番に来るようだ。一般的には母性本能をくすぐられるといえるようだが、無論全ての男性に感じることではない。ではどういう男性がそんな心に火を付けるのかというと、こんな条件が当てはまれば該当すると言えるよう。

女性を喜ばせるのが上手い

甘え上手

自意識過剰

大きすぎる夢に邁進していると見せている

自慢話は当たり前

人してどうか

女性から見てもこういう男性はどうなんだろうと突っ込みたくなると考えている人は少なくないはず。なにせヒモというのは、結局のところ男性が女性の心の隙を突いて、徹底的にお金を搾取しようとしている、というところが原点だからだ。言葉巧みに誘導し、自分のことを一番に考えていると見せかけて、その実お金にしか興味が無い。けれどそんな本心は決して見せないようにする、演技して騙し続けているのだ。

最低の一言だが、そういう意味ではきみはペットの世界観におけるペット関係というのはまだ健全な方かもしれません。在り方は問題あっても、女性はあくまで男性をペットとして認識しているため、問題がこじれることもないと考えるようだ。

男女関係になったら

きみはペットの世界では、最終的には澄麗とモモの2人は結婚を全体とした恋人となって物語は完結します。フィクションですからハッピーエンドが主となっているでしょうが、現実でヒモ男と本当に結ばれたという人が、果たしているのでしょうか。いたとして幸せに暮らしているかどうか、そこから既に怪しいところだ。

先にも話したが、ヒモ男というのはあくまで女性自身が目的ではなく、自分がお金が無くても言わずともあらゆる場面で出費をしてくれる都合の良さが目的です。けしからんと思っていますが、女性の場合も男性をATMといったあまりよろしくない見方をしている人も現実にいます。自分の出費は徹底的に、男性の出費は1円足りともオーバーすることを認めない、男女ともにあまり見て気持ちが良いものではないのだけは間違いなさそうだ。

けれど女性の方が遥かに被害が深刻だったりする、というのも中には騙されていると傍目から見ても分かることに気づいていない人がいるのです。それだけ依存していると解釈できなくもないですが、もう少し違った側面での見方をする必要がある。それは男性があえてそうした女性を狙っているという事実だ。

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