狙われる女性

騙されているのに気づいていない

ヒモになろうとしている男性は、自分のことを養ってくれる女性を探すのに長けているというのが通説だ。何を基準にしているかはともかく、やはり手っ取り早く女性が自分にお金を使ってくれることを厭わない関係になるとしたら、一番早い方法は恋人になることでしょう。きみはペットの作中でも、モモこと合田武志は当初ヒモだと言われていたが、厳密に見れば彼の存在はまたヒモとは違うでしょう。ただ中には少々やり過ぎではないかと思う描写も所々ありますが、それでも澄麗が彼に対してお金をいつも渡している、そう匂わせるものが少ないからだ。これだけならまだヒモよりも良い、また作品が序盤であればあるほどそもそも男性と女性という立場ではなく、ご主人様とペットという格差が前提となっています。

ペット男子が欲しいと考えている人たちの思惑を考えても、恋愛関係に発展しないようにすることが肝だというのが分かる気がする。一線を越えないようにする、あくまでそんな大人の関係、異性同士の問題が巻き起こらないようにするという意味でも、ペット男子を望む人は特にこの双方の関係の均衡が崩れないようにする、そう考えているのだ。

しかしペットではなくヒモへと昇華してしまったら、その先がどうなるかは悲惨の一言しかない。なにせお金を搾取され続けて、最終的に精も根も尽き果てた先に待っているのがオケラになって無残に捨てられてしまう、なんて展開が待っているとしたら全く笑えない。かつてそうした自称ヒモだと豪語していた人の中には、何と女性に億単位ものお金を貢がせたこともあるという人もいるという。この型の場合だとホストという肩書がついてくるのでまた別だが、実際にお金目的で近づいて来る人がいたらどうするべきか。

品定めは最初から始まっている

男女関係の一歩がいきなり不信感しかないとなれば、そもそもの人間関係すら築くことが出来ません。疑惑から始まればそうした状況に陥ることはないですが、ガードが硬い女性ほど狙われる傾向にあるとも言えるようです。最初は何事も怪しいところがないのは当たり前、お金目的で女性に近づく男性というのはそういうものだからだ。そんな危ない男性に狙われることになる女性とはどういう人を指しているのか、よくある言われている行動パターンから考えてみよう。

ヒモに最適と思われる瞬間

別れようとしている
ヒモ男性の中にはこれから女性と別れようとしている、と唐突に話を切り出してくる人がいる。本当に付き合っているかさておき、それまでの会話で少しでも良いかなぁと、もし本当に別れるのであれば見込があるのでは、といった可能性を模索する分には構いません。この段階ではまだ火傷する以前の問題ですから、そこまで深刻に考える必要もない。ですが男性側にすれば自分に少しでも気があると思える女性がいたら弱みを見せることで、付け入る隙を作り出すことを常套手段としているとも言えるため、注意は必要だ。
お金の問題になると
これもよくある話だが、ヒモをし続けている男性の中には常にお金に関する話題を持ってくる人が多い。それこそこれからどんな風に自分は生きていくのかと人生を語り、その過程でいつか手に入れたいものは何かと話してくるという。この時お金よりも夢が大事と語る人が、何かしら熱く語ってくることが多いようだ。
また移動に関してもさほど自宅から距離が離れていないのにタクシーを使い、お金がないわけではないというアピールにも利用しているという。やることなすことセコいの一言に尽きますが、実際にやっている人が多そうなのであまり洒落になっていないでしょう。
お金の支払いについて
またヒモ男にありがちなのが、これから女性の家に泊めて欲しいと言ってくるケースについてです。男女の関係を前提にしていなければそんな間柄になることもないでしょうが、この時にも何かと理由をつけてくるというのだ。終電を逃がしてしまった、泊まるところがないなどという口上を並べて何とか部屋にあげてもらおうとする。無論許さない人もいるでしょうが、ダマされる女性と言うのはここで見捨てるというのはどうなんだろうと思ってしまうという。
さらに男性としてもお金を払うからと言ってくると、そこまでしなくていいと答えてしまってはもう逃げ場はなくなってしまいます。不用意な発言は火の元といいますか、お金がいらなくても部屋に入れてくれるといった時点でヒモになれると男性は思い込んでしまうのだ。そしてそのままズルズルと居座り込んでしまって、という展開になってしまうという。

男女関係だけに限った話ではない

一度居座って住み続けてしまうと、二人分の生活費を女性は捻出しなければならない。それではきついとして男性に要求すると、あれこれ理由をつけてお金は良いといったじゃないかと言ってくるという。一晩だけなどという言葉は何処吹く風、泊めても一泊ではなくずっとと言っていないことを勝手に捏造する傾向にある。この時もし一線を越えた関係になっていたら、女性の中には無用な責任感から困っているけど追いだそうとは思えないとなってしまうようだ。

こうした話を聞いていると何も異性関係特有の問題、といったものではないでしょう。女性同士でも男性同士でも、一度泊まってしまったらいつまでも居座り続けて、何度追いだそうとしても出ていこうとしない、なんてケースもある、または経験したことがある人もいるはずだ。払うべき礼節も持たない無礼な人は結構いるもの、我が物顔で無理やり住もうと考えている、そんな人は実際にいるので困り者だ。それがヒモとなったらお金まで搾取されるので、よりたちが悪い。

賃貸条件に抵触する可能性も

余談だが、もし部屋に何の前触れもなく同居人が出来てしまうと、住居によっては契約違反とみなされるケースもある。近隣住民からの苦情で発覚し、入居する上での契約を守れなかったとなれば、追い出される可能性も出てきてしてしまうのだ。それはそれで大変面倒な問題になってしまうので、そういう意味でも捕まらないようにしたい、同性だろうと、異性だろうとだ。

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